【ガーデニング・野菜作り・農作業の必需品】ロックミシンを使わない アームカバーの作り方
暑くなってきても花壇や野菜のお手入れに夢中の方にとっては、手に汗をかきながら出来上がりや花が咲くのが楽しみな方が多いのではないでしようか?
今回はそんな方にとって使いやすい、ロックミシンも使わないアームカバーの作り方について紹介していきます
アームカバーの機能性
はじめにアームカバー使用における機能性について考えてみます
日除けとUV防止
花壇・野菜作りなどは屋外での作業がほとんどで、長時間の日光曝露による日焼けや紫外線の被曝のリスクがあります。アームカバーは腕を覆い、直接の日光から守るため、肌の保護や日焼け予防に役立ちます。
虫刺され防止
花壇や畑では虫刺されのリスクがあります。アームカバーは腕を被覆し、虫や蚊からの刺されを防ぐ役割を果たします。これによって快適な作業環境を確保することができます。
保護と防御
花壇や庭の草取りなど、植物の刺や草木の接触による肌の傷や損傷のリスクがあります。アームカバーは腕を保護し、刺や傷から守る役割があります。また、一部のアームカバーは防水性や耐久性があり、水や農薬からの保護にも役立ちます。
汗の吸収と通気性
花壇の手入れや野菜づくりなどは体力を使うため、汗をかくことが多いです。アームカバーは汗を吸収し、蒸発させることで快適な状態を保ちます。また、通気性の高い素材を使用したアームカバーは、蒸れを軽減し、通気性を確保します。
多機能性と使い勝手
アームカバーは装着が簡単で、脱ぎ着も簡便です。また、多くのアームカバーは伸縮性があり、様々な腕のサイズにフィットします。さらに、防虫加工や吸湿速乾機能などの特殊な機能を備えたアームカバーもあります。
これらの魅力により、屋外での作業におけるアームカバーは快適さ、保護、安全性を提供し、作業効率を向上させる重要なアイテムとなります。
アームカバーを作るための材料
A綿生地 45×30cm 2枚
B生地 45×13cm 2枚
材料についてはここでは綿素材を推薦します。なぜなら最も一般的で手に入りやすく、ある程度の耐久性にすぐれ、通気性にも優れているからです。
また、腕の太さよりもかなり大きめにしてあるのは冬場に厚手のセーターなどを着たときにでもその上からアームカバーをつけられるようにと思ったので、あまりにも大きいと感じた方は幅をせまく、逆に少しきついかもと思ったら45cm幅に広くして自分の腕にあてて調整してみるとよいでしょう
C 共布(またはタオル地) 10×11cm 4枚
『手甲』は今回共布を使用。ここに『手甲』をつけることによって顔に汗をかいたときにすぐに手で拭えるように汗吸収率の高い素材が適切です。
この手甲に汗を拭うのにいちばんいいのは『タオル』が最適だと思うのですがタオルのない場合、吸湿性のある共布などを使うとよいでしょう。
10コールゴム 22cm×2本
10コールゴム 28cm×2本
10コールゴム 8cm×2本
アームカバーの作り方
1.綿Aと綿Bを0.7cmずらして縫い合わせます。2枚を中表に合わせて、綿B(チェック柄)が綿Aより0.7cm中に入った状態で、綿Aを折り曲げ0.5cm幅を縫い合わせます。(上画像)
2.次に2枚を開き、1の縫い目を隠すようにもう一度綿Aを上にしてミシンをかけます
3.今度は同じ要領で縦に0,7cmずらして縫い合わせ、もう一度その縫い目を隠すようにステッチをかけます。
4.上下にゴム通し口のミシンをかけます。3cmの縫い代を1.5cm折り次も1.5cm折って3つ折りにします。このとき、ゴム通し口を残すため、最初と最後の縫い目の間を1.5cmは縫わずに残しておきましょう
5.筒状になったら手甲を作っていきます。手甲は中指の押さえゴムを先につけておきます。これは軍手をつけた手を通すことを想定してゴムの間を3~4cm間隔をおいて縫い付けます。ゴムがついたら2枚を中表に返して形を整えます。
6.手甲を縦半分に折りそのまた半分をつまみます。両サイドをつまんで手甲に膨らみをもたせます(折り山が上)。そのままアームカバーの口に縫い付けます(折り山が上))が、この時、ゴムを通す位置より1cm離して縫います。
7.縫ったら手甲を折り返してこんどは今の縫い合わせの位置から5mmのところをミシンをかけていきます。ゴム通し口を縫わないように外側を縫います
8. 最後に手首側に22cmのゴムと二の腕側に28cmのゴムを通してミシンで縫い止めます(または結びます。)
完成です。
屋外での料理や花壇のお手入れ、畑作業など汗水流しながらの作業は手のかかるものが多いけれどその時間を楽しく過ごすアイテムになるといいですね
ぜひ挑戦して作ってみてくださいね♪