【自宅でプリント】自分でできる簡単プリント5選!!オリジナルTシャツを作ろう!!
スポーツや仲間同士でのイベントをするとき、みんなで同じユニフォームをそろえたり、同じデザインのプリントを着ることで、一体感や団結力が高まり、仲間意識を育み、共通の目標に向かって協力しやすくなるものです。
通常プリントTシャツなどはネットで注文したり、店舗に行って申し込む方法がありますが、プリントの枚数が少なかったり規格外のものになると一枚あたりの単価が高くなってなかなか思う予算で作れずあきらめてしまうことはありませんか?今回は自分でできる簡単なプリント方法など5つまとめたので紹介していきます。
1・ステンシルで作る方法
はじめにステンシルで作る方法です。まずはじめに材料を準備します。
- 材料の準備:
- プレーンなTシャツ(好きな色やサイズを選ぶ)
- ファブリックペンやテキスタイルペイント
- ステンシルやシール、スポンジなどのデコレーション用具
- テンプレート用の紙やカード(必要な場合)
- デザインの決定:
- 自分の好みやアイデアに基づいてTシャツのデザインを考えます。イラストや文字、パターンなど自由に組み合わせてください。
- デザインの作成:
- テンプレートを作成する場合は、紙やカードにデザインを描き、切り抜いてください。これをステンシルとして使用します。
- 市販のステンシル用シートもあります。デザインに迷う場合はこちらの利用も便利です。
- Tシャツへのデザインの転写:
- テンプレートやステンシルを使って、デザインをTシャツに転写します。ファブリックペンやテキスタイルペイントを使って描いたり、スポンジを使ってポンポンと塗ったりする方法があります。
- 乾燥と固定:
- デザインを描いた後は、指示に従って乾燥させましょう。一般的には、テキスタイルペイントは数時間から数日間乾燥させる必要があります。また、アイロンでデザインを固定する必要がある場合もありますので、塗料をみて指示を確認してください。
- 完成と着用:
- デザインが完全に乾燥し、固定されたら、自作Tシャツの完成です!自分のアイデアやセンスで作ったオリジナルTシャツを楽しんでください。
2・転写シートを使って作る方法
- デザインの作成:
- プリントしたいデザインをPCや手書きで作成します。デザインはモノクロかカラーで作成できます。写真はPCで入力してA4用紙に4枚(官製はがきサイズ4枚)分を印刷しています。
- 転写シートの選択:
- 電気店などで販売されている転写シートを選びます。用途やプリントする素材に適したシートを選ぶことが重要です。
- プリントする素材の準備:
- プリントする素材を選びます。Tシャツやトートバッグなどの布地を準備します。
- デザインの転写:
- デザインを転写シートに印刷します。転写シートの使用方法に従い、プリンターで印刷するか、別途インクジェットプリンターを用意する場合もあります。
- 切り抜きと配置:
- 印刷した転写シートを必要な形に切り抜きます。デザインの周りを細かく切り取る必要がある場合もあります。切り取り方はなるべく角を作らずに丸く切り抜いたほうが剥がれにくくなります
- 素材への転写:
- 転写シートをプリントしたい素材に配置し、アイロンを使用して転写します。転写シートのパッケージに記載されている指示に従ってください。
右写真(上)はアイロンの失敗例です。説明書をよく見ずにあて布のつもりで共布をかぶせてアイロンをかけたらみごとに半分以上があて布の方にくっついてしまいました。左写真のように添付シートを使ってアイロンがけをしましょう
- 冷却と剥離:
- 転写が完了したら、一定時間冷却させます。その後、ゆっくりと転写シートを剥がします。デザインがしっかりと素材に転写されていることを確認してください。
- 仕上げ:
- プリントしたアイテムを確認し、必要に応じてアイロンで補強するなどの仕上げ作業を行います。
これらの手順は一般的な転写シートの使用方法に基づいていますが、製品によっては異なる手順や注意事項がある場合があります。転写シートのパッケージに記載されている具体的な指示や注意事項を必ず確認してください
3・100円均一にもあるプリント用紙で作る方法
この方法は100円均一グッズや手作りアイテムを活用しながら、独自のデザインを実現するためのアイデアです。ただし、プロフェッショナルな品質の印刷を実現するには専用の機器や材料が必要となる場合があります。
100円均一グッズで自作プリントをするのは少々難しいかもしれません。通常、自宅でのプリントには専用のプリンターやインク、印刷用紙が必要ですが、これらは100円均一グッズで手に入ることは稀です。
自宅での手作りプリントは、手軽な方法として楽しむことができますが、完璧な仕上がりを求める場合は専門のプリントサービスを利用することも考えてみてください。
私の持ってるプリンターでは印刷ができなかったけどプリンターの性能もどんどん良くなってきているから自分の家のプリンターを確認してみるといいよ
- スタンプ作成キット:
- 100円均一ショップでスタンプ台やスポンジスタンプ、印刷インクを見つけることができます。これらを組み合わせて自分専用のスタンプを作成し、手作りのデザインを紙や布地に押すことができます。
- ハンドメイドスクリーンプリント:
- 手作りスクリーンプリントキットをインターネットやハンドクラフト用品店で購入することができます。キットにはスクリーン、スクリーン印刷用のインク、スクリージなどが含まれています。自分のデザインをスクリーンに転写し、インクをのせて印刷することができます。
- 手描きプリント:
- ファブリックペンやテキスタイルペイントを使用して、100円均一グッズで手に入るプレーンなTシャツやトートバッグに手描きのデザインを描くこともできます。自分のアイデアを自由に表現することができる手法です。
手書きのメジャーをパソコンのスキャナーで読み取り、印刷部分のみハサミでカットしてアイロンで印刷したいものに転写して写します。
このとき転写方法について説明文をよく読んで印刷するようにしましょう.
アイロンの熱が冷めてからゆっくりとプリント用紙を剥がします。
写真はハガキサイズでダイソーで買ったよ。外袋に綿や麻などプリント可能な素材の種類が書いてあるよ
4・コンビニのコピー機で印刷する方法
以下に、一般的な手順を示しますが、各コンビニの設備やサービスによって異なる場合があるため、利用するコンビニの案内やスタッフの指示に従ってください。
- コピー機の場所を確認しましょう。一般的にはコンビニの入り口付近や店内に設置されています。
- コピー機のディスプレイやボタン操作パネルに従い、プリント機能を選択します。通常は「コピー」や「印刷」のボタンがあります。
- プリントするファイルをUSBフラッシュドライブやスマートフォンなどからコピー機に接続します。または、指定の方法でファイルをアップロードします。
- プリント設定を選択します。ページ数やカラー・モノクロ、用紙サイズなどの設定を行います。
- 必要な場合は、プリント料金の支払いを行います。コンビニによっては、自動精算機やレジカウンターで支払いが必要です。
- プリントの開始ボタンを押し、印刷が開始されます。作業が完了するまでお待ちください。
- 印刷が終了したら、出力物を取り出して確認し、必要ならば受け取り用の袋やフォルダに入れて持ち帰りましょう。
コンビニでの印刷は1枚ごとに料金がかかるのではじめに間違いがないか、サイズ、印刷の向き等しっかりとプレビューで確認してから行ないましょう
コンビニのコピー機は一般的な文書や写真などの印刷に適していますが、大量のプリントや特殊な用途の印刷には限定的な対応となる場合があります。特殊な用途の場合は、事前にコンビニのスタッフに相談することをおすすめします。
5・シルクスクリーンで作る方法
ちょっと本格的にやってみたい人にはシルクスクリーンで作るという方法もあります。普通ならばコンピューターを使ってデザイン作成をして転写していくという方法になります。
しかしながらここで紹介する方法はデザインも手彫りするという超マニアックな昔ながらの方法です。
道具も色々と必要であり、簡単にできるというわけにはいきませんがチャレンジできるかたはぜひやってみてください。
- 材料の準備:
- シルクスクリーンフレーム
- シルクスクリーンメッシュ
- スクリーン印刷インク
- プリント用ツール(スクリーン印刷ナイフ、こてなど)
- デザインの作成:
- デザインを手書きで作成し、プリントする部分を厚紙に書き写しします(ボールペンは不可)
- 厚紙に書き写して切り取るのはのはインクをつける場所なので、色を何色も使う場合は色ごとに切り抜きが必要になります。
- シルクスクリーンの準備:
- シルクスクリーンフレームにシルクスクリーンメッシュを張ります。
- メッシュにエマルジョン液を塗布し、乾燥させます。
- デザインのフィルムをメッシュに重ね,露光機で転写させます。
- 市販のフレームにはシルクスクリーンがすでに貼ったものもあります
- プリントの準備:
- プリントする素材(Tシャツ、バッグなど)をしっかりと固定します。
- インクを適切なカラーパレットに用意します。
- プリントの手順:
- インクをスクリーン上にのせ、スクリーン印刷ナイフやこてを使って均等にインクを広げます。
- デザインの形状に応じてスクリーンを素材上に押し当てます。
- 軽く圧をかけながら、スクリーンを上げていきます。
- 乾燥と修正:
- プリントが完了したら、素材をしっかりと乾燥させます。
- 必要に応じて修正や仕上げ作業を行います。
- クリーニング:
- 使用したシルクスクリーンメッシュやツールをクリーニングし、インクを除去します。
以下はTシャツじゃないけど手作りの袋にみんなで印刷したり、イベントの時に腕章を作ってみんなで使ったものだよ
シルクスクリーンプリントは、専門的な技術や材料を使用するため、初めての場合は練習や指導が必要かもしれません。安全に作業を行うためには、適切な保護具(手袋、ゴーグルなど)を使用することも重要です。また、環境に配慮して廃液処理を行いましょう。
その他布以外でも可能なペイント方法
- スタンププリント:
- スポンジやポテトをくり抜いてスタンプを作り、絵の具やインクをつけて素材に押す方法です。
- ハンドペイント:
- ファブリックペンやテキスタイルペイントを使用して、直接素材にデザインを描く方法です。
- シルクスクリーン風手作りプリント:
- マスキングテープや画用紙でデザインの形を作り、絵の具やスポンジでデザインを素材にプリントする方法です。
- デコパージュ:
- 紙や生地を切り抜いてデザインを作り、モジュラーデコパージュ接着剤やモデルナのりを使って素材に貼り付ける方法です。
そういえば毎年芋版で年賀状を送ってくれる友人がいます。下のもう一個は以前作ったデコパージュだよ!これも一種のプリントよね♪
これらの方法は比較的手軽に取り組むことができます。使用する材料や手法によって、異なる効果や仕上がりが得られます。手作りプリントの魅力は、自分のアイデアやデザインを表現できることですので、アイデアを膨らませながら楽しんでください。
プリントは著作権に注意!!
プリントする時に注意したいことは人気のブランドを真似たり他人の販売物を模倣したりする著作権についての問題です。
自分で書いた絵は、自分の著作物です。他の人が勝手に使ったり、コピーしたりすることはできません。友人や知人の絵を使うときにも許可をもらうか相談するようにしましょう
インターネットでデザインを公開するときは、プライバシーにもきをつけましょう。個人情報や他人の絵を勝手に載せないようにしましょう
他の人の絵を見て、それを描くのは問題ありませんが、他人の絵を「自分の作品」として公開したり、販売したりすることは絶対に避けましょう。
イラストやキャラクターを使った作品は、作者の許可が必要です。例えば、アニメやゲームのキャラクターを描く場合は、その権利者から許可を得る必要があります
絵を描くことは楽しくて素晴らしいことですが、他人の作品を尊重し、自分の作品を大切にすることも重要です。自分の絵を守りながら、他人の絵も尊重することで、良い関係を築くことができます。著作権について学びながら、クリエイティブな活動を楽しんでください
応用編:仲間とつくる「こども食堂」フラッグ作り
これは私が所属する子ども食堂1周年記念イベントの中で仲間たちとこれから作成したフラッグです。
自宅でできることを一人でせずに仲間達と一緒に作成していくことで以下のような成果も得られます
- チーム結束力の向上:
- 同じデザインのプリントを着ることで、一体感や団結力が高まります。仲間意識を育み、共通の目標に向かって協力しやすくなります。
- アイデンティティの強化:
- 同じプリントを着ることで、ボランティアグループのアイデンティティが明確になります。外部からの認識や視認性も高まり、団体としての存在感を示せます。
- プロモーション効果の向上:
- プリントされたアイテムを着て活動することで、周囲の人々に対して目に留まりやすくなります。ボランティアの活動やメッセージが広く知られる機会が増え、プロモーション効果が高まります。
- イベントや行事での統一感:
- グループ全員が同じプリントを着ることで、イベントや行事に参加する際の統一感が生まれます。一体感が高まり、外部からの印象もよくなります。
ボランティア活動・地域公民館・児童クラブ・イベント活動など様々な活動でみんなでできる方法があります。
では早速みんなで作っていきましょう
<材料>
- 布(綿+化合繊)混合素材がおすすめ
- アイロンプリント(A4用紙)3~4色(枚数)
- 縫い針
- まち針
- 縫い糸(布と同じ色)
- 糸切りはさみ
- 裁断ばさみ
- 紙はさみ
- 型紙(厚紙orダンボール)
- フラッグをつなぐロープ
- アイロン
- アイロン台
- ライター
- (手縫い針用糸通し)
<作り方>
1️⃣ デザインをおこします。
2️⃣ アイロンプリントに印刷します
3️⃣ アイロンプリントの形に5mm程度の余白を残して切り取ります。(角を作らずに丸みをもたせたほうが剥がれにくい)
4️⃣ 厚紙(ダンボール)にフラッグの形を作り型紙として形を切り取ります。
5️⃣ 型紙を布の上において型紙通りに裁断します。
6️⃣ 逆三角形の上の紐を通す部分をまつります。(表に糸が見えないようにたてまつりをします。)
7️⃣ ⑥の布に③のプリントをあわせてアイロンでプリントをしていきます。(③のプリントシールをはがして布の上にあて、その上にプリント仕上げ紙を置いてアイロンをかけます)
8️⃣ フラッグができたら交互に色を変えて紐を通して出来上がり。
仲間たちとみんなで一つのものを作り出す楽しみや喜びをやってみることもまた日々の繕いを楽しむ方法の一つとして挑戦してみてください。