【店内改装】素人で挑戦の天井塗装~DIY~
親が店を開店して45年、一度も手をつけたことのない天井の塗替えをすることとしました。当初トイレ新設工事と一緒に業者の方にい願いしようと思い、自分でするつもりはありませんでしが、一生に一度くらい天井を頑張って塗り替えてみようと思いたち、今回店の天井を塗り替えることとしました。
天井の広さはおおまか8畳×2=16畳(※ 真ん中が仕切られているために×2と表現しました)この広さの天井を塗り替えます。
準備する材料
始めに材料を準備します。なにぶん素人のため、職人さんが準備しないようなものまで入っています。
【塗装に必要な材料】
1.アクドメール…内装用アク止め1kg。ベニヤ板等のアク止め、シミ止め、下地補強
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2.ノボクリーン…(1缶)…実際に塗る色の塗料。白色を購入。有機溶剤を全く使用していないため、塗装後匂いをほとんど感じません。有機化合物による人や環境への影響がなく安全。ホームセンターに有り
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3・ローラーパケセット(5点セット)(パケット型万能用)①パケット型万能トレイ/ローラートレイ180mm(7インチ)②しごきネット③パケット内容器④スリムローラーハンドル⑤ローラーパケスペア/スリム万能用(150mm×2本)
4・はけ 2本(5cm、7cm)
5.養生テープ
6.脚立(天井まで余裕で手がとどく範囲の高さ)
【その他準備するもの】
1.ビニール袋(90L)(養生テープ不足分を大きい90L袋を切り開いて幅広テープでつなげて既存するミシン等にかぶせてたり、床に落ちる塗料の受け皿とした)
2.新聞紙(おもに床に落ちる塗料受けに使用。ビニールシートでもよい)
3.雑巾3枚とバケツ(最初に天井を塗る前に汚れやゴミを取るためと、塗料が変なところについたときに即座に拭き取るため)
【塗装のための服装】
1.汚れてもよい上下服(夏、半袖使用のため、長めのアームカバーも使用)
2.手袋(下地塗り2回、本塗り3回したため、その都度使い捨てできるように百均にあるうすーいビニール手袋をバンバン交換しました)
3.マスク(本塗りは若干匂いがしたため、やはりマスクは必需品)
4.フェイスシールド(まさかコロナ用に購入していたフェイスシールドがここで役立つとは思わず!天井なので上を見ながらの作業にもってこいです。または目の保護用にサングラスなど)
5・タオル(汗かき用、頭かぶり用など)
塗装前準備
塗装を始める前に先に準備しておくことがあります。天井を塗るということは、塗っている最中に溶液が下に落ちてしまうことが素人のためたまにあります。天井の下にあるものすべてに飛び散ることを想定して覆いをつけなければなりません。油断すると横壁にも飛び散るおそれもあるので、汚したくないものは先にすべて覆って養生しておきましょう。
- 商品を養生シートで覆う(店の商品、空き店舗側のミシンなど)
- 養生シートが足りなかったのでビニール袋を広げて応用。
- 電球周りにも養生テープを貼って塗料がうつるのを防ぐ。
- 床に新聞紙(またはビニールシート(袋))を隙間なく置く
塗り方手順
【塗装作業は2度にわけて実施】
1度目塗装→電気器具取り外し→2度目取り外した電気の周辺塗装→新しいLED電気器具設置
天井には照明がついているため、現在設置の電気をLEDに交換するため電気工事が入ります。1度目に天井を塗ったあと現在の電気器具を取り外して、2度目の塗装作業を行い、新たにLEDの電気を設置するということになります。
手順1度目の天井塗り
1.雑巾で天井をくまなく拭き取り、汚れやほこりを拭き取る
2.下地塗りを1回目(細部を刷毛、全体はローラー)した後、乾いたのを確認して2回目を塗る。下地は透明のため、どこを塗ったか分かりづらいため、塗り忘れがないように注意が必要
3.下地が乾いたのを確認して本塗り1回目
4.本塗り2回目。本来は2回で良いようなのですが、素人のやり方がまずかったか塗りムラが気になったため、3回目を塗ることとしました。
ここまでで、上を見ながら作業すること合計6回【以下詳細】
1日目(概ね8時間)①雑巾ふき…水気をしっかりと切って拭き取る②下地塗り1回目…液をつけすぎないように(細部を塗るハケなどは途中から液が溜まってきて手に垂れてきます)③下地塗り2回目…塗り残しがないか光沢具合でチェックしながら塗ります。)
2日目(概ね5時間)④本塗り1回目…下地同様、塗る範囲が広いのでハケ、ローラーともに塗料をつけすぎないように注意が必要です。(塗りすぎると床に自分の顔にただれおちます)
3日目(概ね3時間)⑤本塗り2回目…少し要領がなれてきて作業が早くなって来ました。なるべく均一に同じ方向にしておくと色むらが少なく目立たなくなります。
4日目(概ね2,5時間)⑥本塗り3回目…普通の人はやりません。どうしても気になったので3回目やりました。色ムラがなくなりました。
範囲が広く、1日で3回上を見上げるのはかなりきつかったので体力に自信のない方、脚立の上で作業するため平衡感覚が不安な方はおすすめしませんが、途中休憩をはさみながらでやっていくとよいでしょう。
ここではわかりやすくまとめて時間を書き込みましたが、実際には3日目には天井だけではなく、片側の壁も同じように塗ることにして1日目からの作業を盛り込みました。(作業を手伝ったのは父ですが…)
とりあえず、ここまでで1度目の塗装作業完了です。
現在の電気器具の取り外し
いよいよ事業者による電気工事が始まり、これまで45年間よく働いてくれた電気器具を取り外します。電気事業者の方に一日時間をいただき、この短い時間内に天井にある4箇所の電気部分を塗り替えていきます。
2回目の塗装作業
工程は1度目と同じ内容を繰り返すだけ(①雑巾がけ②下地塗り1回目 ③下地塗り2回目 ④本塗り1回目 ⑤本塗り2回目 ⑥本塗り3回目)なので塗る範囲は狭いです。要は乾くまでの時間が大事ということになります。
実際今回は3回目まで塗り直すことができずに2回目で終わってしまったため、若干の色むらが残りました。塗り直すなら電気工事屋さんになか2日間の時間をもらったほうがよかったように感じます。
LED電球設置
最後はLED電球の設置です。今回、ライティングレールは早いうちに準備しておいたのですが、肝心の電球は工事日が決まっていなかったため、のんびり構えていたら間に合わなくなり、先にライティングレールのみ取り付けてもらうという始末になりました。
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