ワンピースの裾から作るヘアターバンの作り方。誰でも簡単に作れる♪ ヘアターバン♪に挑戦!!|ri-haの洋裁部屋
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ワンピースの裾から作るヘアターバンの作り方。誰でも簡単に作れる♪ ヘアターバン♪に挑戦!!

さぶりん
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ワンピースやスカートの裾が長くてお店で短くしてもらった時、手元にハギレは残りませんよね、でも自分で裾上げすれば残った布ではぎれを使って自分で作る『ヘアターバン』を作ることにより、ワンピースとセットのブランディングされたファッションスタイルができあがります。

自分の頭のサイズに好きなデザインをもってくるから毎日が楽しい気持ちで外に出かけるのがハッピーな気持ちになってきます。

今回はそんなヘアターバンを初めて手作りするハンドメイドバージョンと、ワンピースの裾を切り取った端布をつかったリメイクバージョンの2つの方法で4つの作り方を紹介いたします

ヘアターバンとは?

そもそも髪の毛は1ヶ月に1cm程度で長くなってきます。前髪はあまり短くできないのであっという間に目にかかりピンで留めたり、散髪に行ったりしないとうっとおしくなってしまいます。

少し前かがみになると前髪がおでこの前に来て目に入り、髪を何度もかきあげたり、頭を振って髪を後ろに束ねたり、長くなればなるほど気になってくるものです。

ファッションとしてのアイテムとして使うときもあればシングルアイテムとして使う時など用途は様々。どうせなら色々なものがほしいのがこのクロスヘアターバンなどでしょう♪

今回はそんな要望や悩みを解決するために自宅でサクッと作れるヘアターバンの作り方を紹介していきます。

その1:ハンドメイドで作る「ヘアターバン」の材料

材料
  • ニット素材(伸縮性のある布) 縦25cm✕横45(~48)cm   2枚
  • ニット素材 縦7cm✕横25cm
  • 1,5cm(または2cm)幅ゴム ✕15cm
  • 洋裁道具(ミシン、ミシン糸、裁断バサミ等)

今回は伸縮性のある布を使い素材の特徴をうまく使っていきます。

縦7cmのニット素材は、2cm幅ゴムをくるむ大きさで考えて行きます。ゴムの長さに対して約1.5倍を目安にニット素材を切りそろえます。

※ ニット素材は伸縮性のあるもので(頭の大きさー10cm)+5cm程度を目安に作ります

頭に巻くところを測って、それから-15cmの計算なんだけど、ニット素材によっては伸縮に違いがあるからこの45cmの寸法は人によって若干ちがいがあります

さぶりん
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縫い方

①はじめにうなじの方になるゴムをはさむ部分を作ります。

まず、小さいニット素材の7cmを二つ折りにして縦25cmを1cmの縫い代で縫います。縫ったら表にひっくり返して中にゴムを通します。このとき、ゴムの両サイドをミシンで縫い止めておきます

②次にニット素材の短い方の25cmを二つ折りにしてミシンで縫い、12,5cm×45cmの長さにして筒状の布を表に返しておきます。2枚とも同じようにして縫い合わせます。

③次に①と②の1枚目を縫い合わせていきます。まず②の片方で①の片方の端を包みます。包んだ端から1cmのところをミシンで縫い合わせます。

④次に今縫い合わせた大きい方の端を持ってきて同じところを逆方向から包んでミシンで縫い合わせます。おきい布が輪っかになった状態です。

⑤この状態ではまだ、もう一つの布は単体の状態です。ここから次にこの布を合わせて行きますが、先に今できたゴム部分と布をひっくり返しておきます。ちょうどこんなイメージですね

⑥次に輪っかになった部分にもう一つの布を通して①のまだ縫い合わせていない方を包み、③と同様にミシンを掛けていきます。

⑦ ゴムの入った部分を③と同じように交互に包んでミシンで縫い合わせます。

これをひっくり返していくと出来上がりです。

左右交互に色を変えたり、柄のものを作ってみたりすると遊び心が出てくるのでいろいろな楽しみ方ができます。洋服を作った残り布や着なくなったTシャツなどを利用してできますのでぜひ挑戦してみてくださいね。

その2:ワンピースの裾でつくる簡単なヘアターバンの作り方Vol.1

ここからはワンピースの裾を使ったヘアターバンの作り方について紹介していきます

スカートの裾を短くしたあとの切った裾がもったいなと思ったことありませんか?

「いらない」と決めて捨てるのは簡単です。

しかし、この2つとない同じ素材、色合いのものを使って「ヘアターバン」というアクセサリーを作れたらこのワンピースももっとアトラクティブなイメージと化し、ワンランクアップしたワンピースに見えてきます

そこで2つ目のヘアターバンはこの裾をリメイクして作っていきます

始めにその1で作成したヘアターバンと違って、ゴムの部分は布でくるまずそのまま縫い付けるのでダークカラーのヘアスタイルにはそのままヘアカラーと同化するので違和感なく着用することができます

【材料】

①ワンピースのカットした裾(幅にして15~20cm程度)ニット素材

②織ゴム(幅20mm✕10cm)

③その他洋裁道具(裁断ハサミ・ミシン・ミシン糸・定規・チャコ等)

【縫い方】

カットした裾を二つ折りにして約50cm幅で裁断します
(このとき、裾は少しカーブしていますが、カーブに沿って裁断します)
前後で一枚づつ合計2枚

裾のかがり糸をまだほどいていなければかがり糸(またはオーバーステッチ)をほどきます
①を中表にして縦長に1cm幅のミシンをかけます。このとき、裁断した上の方とほどいた下の裾は長さに違いがあります。

伸縮性のある素材を使うので、はじめに真ん中を合わせてそのあと両端を引っ張り合わせて短い方を上にしてミシンをかけます。
③をひっくり返すために片方の端に大きめの針目でミシンをかけて(これはすぐにほどくので返し縫いはしません)、表にひっくり返します。ひっくり返したらすぐにミシン目はほどいておきます

2枚のうち中心に縫い目がある方(ない場合もある)にゴムを片方はさみます。このとき、③の縫い目が外側に来るようにはさんでおきます。(あとでひっくり返すため)

はさんだらもう片方の端も反対側からはさみます。同じように③の縫い目が外側にくるようにはさみます(下図ではわかりやすく色を変えてあります)

はさんだところの端から1cmのところをミシンで縫います。

ひっくり返してゴムの長い方を表にみえるようにします。
次にもう片方の布を⑥の間に通して③の縫い目が外側に来るようにしてはさみ、もう片方も同じようにゴムの端にはさみ、端から1cmを縫います
このとき、ゴムがねじれてしまわないように注意が必要す。ひっくり返したときにゴムがねじれていないか、ミシンを掛ける前に一度確認しておきます。
縫えたら、ゴムを表に返して出来上がりです。

初めて作るときには確認がたくさんあり、思った以上に時間がかかったかもしれませんが、一度作ってしまえば、次から長い裾を見かけたら「ヘアターバン」を作りたくなってしまう、そんな作り方です。

その2:ワンピースの裾でつくるヘアターバンの作り方Vol.2

先程のワンピースは伸縮素材だったので作りやす買ったのですが、今回は伸縮しない布帛の綿素材です。

次はダンガリーワンピースの裾を17cmカットしてヘアターバンにリメイクしていきます。カットして短くなた裾の始末はこちらを参考にしてくださいね♪

【材料】

①ワンピースのカットした裾(幅にして15~20cm程度)綿素材(布帛)

②織ゴム(幅20mm✕10cm)

③その他洋裁道具(裁断ハサミ・ミシン・ミシン糸・定規・チャコ等)

【縫い方】

裁断した布でどのようにリメイクしていくのかデザインと作り方をイメージします。

カットした裾をすべてほどいてアイロンで平らに整えます。
全部でパーツは4枚、40cm程度の長さのカットした裾をどのように利用するか考えていきます。

それぞれのパーツから型紙をイメージします。
①裾35cm 頭中心部 表+裏 で縦に2等分
②裾35cm 頭横部分それぞれ2等分  2枚
③裾35cm リボン部分 左右  2枚
④③のリボンの部分から
3.5cm幅✕18cmを頭部後ろ中心ゴム部分の布裁断 2枚

大まかな形が決まったら型紙無しで実際に裁断していきます。

それぞれのパーツを形つくります。
①の布の両端に②の布を縫い合わせておきます。
①(17.5cm)+②(17.5cm)✕2枚  52.5cmーそれぞれの縫い代6cm46.5cm
つなげたパーツを中表にして筒状に縫い合わせます。両サイドから表に返してアイロンで整えます(A)
頭後部のゴム部分を中表にし、縫い合わせて表にかえし、筒状にして中に2cm幅のゴムを入れて両端をミシンで押さえておきます(B)
後頭部に挟むリボンをロックミシンで周囲に巻ロックをかけます(C)
Aをおいた上の端の中心にCのリボンを2cmゴム幅に畳んでおいてその上にBの端をおいて、最後にまたAの残り部分を折りたたんで端から1cmにミシンをかけます。
反対側も同じようにACBを折りたたみ表にかえします。
リボンのついたワンピースと同じ柄のヘアターバンの出来上がりです

ぜひ挑戦してみてくださいね♪

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さぶりん
さぶりん
生涯学習インストラクター(洋裁)
1967年霧島市生まれ。自営店を手伝いながら学生時代を過ごす。文化服装専門学校卒業後就職後独立。一時期洋裁業がいやになり離れる。現在は料理・洋裁・DIY・ブログ執筆、ボランティア活動など幅広く活動中。2022年10月よりブログを開始。趣味はテニス
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