ソーイング・ビー6あっという間に最終回
シーズン・6最終回後の感想
毎週楽しみに見ていたソーイング―・ビーもついに先日で終わりました。今回は決勝に3人ではなく4人が残るという異例のこと。
今回も最終回まで毎回楽しく見ることが出来ました。特に日本をテーマとした回では着物タイプのドレスを日本人でない彼らが型紙理解に悪戦苦闘するさまや、折り紙ドレスのリメイクも日本人以外の彼女たちがどういうイメージを持って作るのかなど毎回楽しく観ることが出来ました。
いざ決勝に残ったのが今回は異例の4人、これまで全シーズン5回とも決勝に残ったのはいずれも一人づつ脱落して3人だったのに、今回は、マン・イー、アニー、ブローガン、デブラの4人。準決勝で誰一人落とせず4人の決勝。
最終的に優勝したのは一人に決まったけれど、制限時間内に必死に作るさまや、間違えたり、下糸が切れたのを気づかずにずっと縫っていて途中で気がついてショックを受けるさまは日々洋裁をしている私達に通じていて、「そうそう、あるある!」と共感する点が多々あり、テレビを見終わる頃にはまた頑張ろうと思える番組でした。
最終回で好きなのは最後の優勝者発表前に今回の参加者が全員集合してみんなで優勝者を見守るところとその後の様子を映すところ。みんな本業でしているわけでなく、副業だったり、趣味だったり、もちろん服飾関係の人もいるけれど、またこれに出場することで次の仕事が花開く人もいる。
洋裁の立ち位置はいつもそういうところなのかもしれないなと思わされる一瞬です
前回(5回)は特にその職業がみなさん特殊で数学博士や医者・とにかく洋裁とはかけ離れたような職業の人達がストレス解消に洋裁をしていた人もいましたね。驚いた記憶があります。ちなみに私の友人はストレス発散に料理をしています。
また男女問わず、パートナーが同性でもこの洋裁バトルには全然関係ないのだということを表しているのもイギリスならではの番組作成の素晴らしさだなといつも感じています。
今回のシーズン・6で得に感動したのは、何と言っても出場者の「ジル」です。中盤で落ちてしまったけれど肘から左手がない中で服を見事に作りあげるさまは圧巻でした。
自分などはばね指で少し痛みを感じるだけで「洋裁もずっとは難しいのかな?」と思っていたことが、ジルの奮闘するさまを見ることによって自分の迷いは髪の毛を掻くようなことで、「日常生活の一コマでしかない。何も問題ない」と思えるようになっていました。
ジルもまたこのソーイング・ビーに出場することによって得たことが大きかったと以前感想を話していました。ソーイング・ビーは障がい者を特別扱いしないし、ジルもほかのみんなと同列で同じく審査を受ける、お互いにwinwinの関係です。
こういうとは大事なのはほかと違うことを自分が気にするのではなくて何事も自ら挑戦してみることが大事なのだと気付かされます。
そして「できない」と思うことは自分の中で逃げる理由を探しているのだと気付かされます。
やってみて・だめだったらそこに失敗の気づきがある。またそこから始めるだけ。
ただそれだけの繰り返しです。
また次のシーズン・7が放映されるのは半年後あたりでしょうか?
ぜひともまた放送をみたいですね。
シーズン・6が始まっていた感想
気がつけば始まっていました!ソーイングビー。NHK教育テレビの番組です。
ソーイング・ビーって何?
イギリスで放映されている『洋裁バトル』番組よ。 制限時間内に課題をクリアして作品を完成させなきゃいけないの
シーズン1こそ見逃したものの、毎回楽しみに見ています。今回始まっているのはシーズン6です。気がつけばすでに12名の出場者の中から1名が脱落している。
イギリスではこういう洋裁バトルが番組になるという、さすが世界のファッション界をリードしてきたヨーロッパならではという感じです。
イギリス中から集まった洋裁好きの挑戦者たちが課題を与えられ、生地選びから型紙の裁断、縫製、時にはモデルに着装させるまで様々な難題が与えられ、制限時間内に斬新なアイディアや個性的なデザインを作り出すという見ているこちらまで刺激を受けるような内容の番組である。
時には時間内に終わらないことも・・・大概そういう挑戦者が先に脱落してしまうけれども、それぞれに得意不得意もあるため、型紙からの作成では1位だったのにリメイクでは最下位なんてことも見てきた中ではザラにある。
そうしてお互いがライバルなんだけど、縫い方が分からなかったり、間違ってしまった時にはお互いが助け合ったりしながら一作品作り終えるごとにみんなでお茶している映像は素敵だなって思える空間。
一緒の空間であの難問に挑んでいるときっとお互いのライバル意識よりも仲間意識のほうが強くなるのかもね
見ていて面白いのは挑戦者の仕事も普通主婦だったり、数学者だったり、医師や専門職の人だったりとほんとうい様々な挑戦者たちがいるということ
年齢も性別も関係ない洋裁の腕に磨きをかけてただひたすらにミシンを踏む
きっと洋裁好きの方なら楽しんで見られると思います。
というか、私は好きだな
NHK教育やるじゃんって感じ!
先週の課題は『靴』
まじか??
いくらなんでも靴は作りたくないな?と思ってしまった。
でもミシンで作れるものは本当に無限にあることを思い知らされた。
だって挑戦者たち頑張って作ってたもの。
私はせいぜい「スリッパだったなぁ~」
二年くらい前に兄に頼まれてちっちゃいスリッパを作りました。しかもピンクハウスのタオル地で・・・
靴に四苦八苦する挑戦者たちの苦労は本当に想像ついてやりたくないと思いました
ほぼ専門外・・・ですもんね
以前、下駄の鼻緒の修理を頼まれて、専門外なのに別珍の布を持ってたものだからできるかななんて引き受けてしまってあとでものすごく後悔しました。
何にしろ、「靴」の課題をやりとげた挑戦者のみんさん、ご苦労さま
日本にもこんなバトルがあったら面白いのにね。時間制限内に洋服を作るっていったら日本では「全国洋裁技能検定」みたいなお硬いイメージになってしまいますが、洋裁好きの多種多様な人たちが時間製眼内に課題の作品を作るというもっと洋裁を、自分でものづくりを楽しむという形をオープンにしていったらいいのになと思うこの頃です。
何かのコンテストがあるときにさ、その衣装もコンテストにしちゃうのよ。
例えば、ミス・ユニバースコンテスt
例えば、ダイエットコンテスト
例えば、メガネコンテスト
例えば、ウェディング。コンテスト
例えば、ダンス・コンテスト
例えば、ミュージックコンテスト
やばい・・・いくらでも出てくる
なんかそういうことできたらもっと洋裁のイメージも変わるかもね。
まあ、それはそうと、始まったばかりの今回の洋裁バトル「ソーイング・ビー6」興味あったら見てみてね!
<別にNHK教育の回し者ではありませんよ>