【ワンピースリメイク】ワンピースを使ってマイバッグを作る方法 |ri-haの洋裁部屋
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【ワンピースリメイク】ワンピースを使ってマイバッグを作る方法 

さぶりん
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パーティで着るようなドレスワンピースが小洒落たマイバッグになったらいいと思いませんか?しかし普通Bagとは中に物を入れるためのBagなのでちょっとイメージできませんよね。

今回はドレスワンピースをマイバッグに変えるというリメイクについて挑戦しました、

ワンピースは一枚の布から制作されたものや上着とスカートが一続きになった婦人服のことをいい、一枚の布で上下つながったものやウエストで切り替えたものまで様々なものをワンピースとして称します。

シャツやパンツなどはドレッシーなものからカジュアルなものまで様々な場面に応じて用いられるものに対して、ワンピースは女性らしさを一段と引き出せるアイテムの一つとしてカジュアルなものよりもフォーマルな場面での活躍が多いアイテムのように感じられます。

そのワンピースをリメイクするということは、もう着られなくなった服や着ない服をスカートやズボンなど別の服やバッグにつく作り変えて再利用するという意味になります。

このワンピース、もう着ないけど捨てるのもったいないなぁ

みわ
みわ

じゃあにリメイクしてみるのはどう?

さぶりん
さぶりん

洋服あふれる現在はワンピースだけでなくさまざまな服がリメイクが盛んに行われています。

その中でも比較的作りやすいBagは、シンプルなデザインで

しかし、ちょっとしたアイディアでフォーマルなワンピースがカジュアルなマイバッグに作り変えることができるのです

カジュアルなマイバッグにフォーマルなワンピースはあまり似つかわしくないかもしれません。

今回はワンピースを作り変えていく方法について考えてみたいと思います。

ワンピースリメイク方法の創造性と工夫

まず、ワンピースをどのように切り取ってバッグに変化させるか考えていきます。

  • トートバッグのようにマチをつくる
  • 生地の再利用でスーパー袋のように取っ手つきの袋にする
  • あずま袋風にして折り畳めるようにする
  • 持ち手に別の素材を使う
  • 丈の長いワンピースなら持ちてまで一気につなげて袋状にする
  • ワンピースについている装飾品をバッグの飾りに応用する

例えば、長方形のトートバッグには底面と側面が必要です。ワンピースの広い部分(たとえばスカート部分)を使ってバッグの底面や側面の部分を作ります。

ワンピースの生地の特徴を活かして、バッグのデザインに取り入れ生地を再利用するという方法もあります。例えば、柄がある場合はその柄を前面にするなど、生地の美しさを最大限に生かします。

持ち手はワンピースの別の部分から作れます。たとえば、袖や余った生地を使って、持ち手を作ります。または、家にある他の布やベルトを再利用して持ち手を工夫してみても良いでしょう。丈の長いワンピースならばそのまま持ち手をつなげて作るのもありかもしれません。

内ポケットや外ポケットを追加し、バッグの使い勝手を良くします。

機能の追加をしてでワンピースの別の部分の生地を利用して作ることができます。

バッグをもっと特別なものにするために、リボンやビーズ、刺繍などで飾り付けをするのもいいアイディアです。これらはワンピースにはじめからついている装飾を利用するか、新たに装飾のアイディアを加えてできます。

ワンピースリメイクの素材ごとの調整

ワンピースのリメイク方法は素材を十分理解してその素材にあった方法で作成しなければなりません。

薄手の素材の場合(例:コットン、リネン)

例えばコットンやリネンなど夏素材の薄い生地の場合、補強のためにバッグの内側に別の布を貼り付けるか、インターフェイス(補強布)を使います。生地が薄いため、底部分にカードボードを挟んで形を保つことができます。

厚手の素材の場合(例:デニム、厚手のウール)

例えばデニムや、厚手のウールの場合、生地がしっかりしているので、補強は少なめでも大丈夫ですが、縫いにくい場合は針や糸を太めのものに変えたり、抑えの圧を強くしたりミシンの設定を調整します。厚手の生地はそのままでも形が保てるので、立体感のあるバッグが作りやすいです。

ストレッチ素材(例:ジャージー素材)

ジャージーなどのストレッチ素材は伸縮性があるため、バッグとして使用する際にはあまり向いてはいません。しかしながら裏地をつけるか、しっかりとしたインターフェイスで補強すればまたバッグとしての利用するのも不可能ではありません。

注意点としては縫い目が伸びないように、伸縮性のある糸を使用するか、特別な縫い方(例:ジグザグステッチ)をするのがよいと思われます。

透ける素材(例:シフォン、レース)

例えばシフォンやレースなどの透ける素材は、見た目が美しいですが、一枚では強度が足りないため、裏地をつける必要があります

裏地をつけることで、透け感を生かしつつ、バッグとしての機能性を高めます。ワンピースには裏地のついて透ける素材が多々あるのでこの方法で作るバッグはドレッシーでエレガントな場にふさわしいおしゃれなバッグといえるでしょう。

次にマイバッグを作るときの特徴について考えてみます。

マイバッグの機能性

マイバッグは、日常生活での使用を考慮して設計された持ち運び用のバッグです。主に買い物時のプラスチック製ショッピングバッグの代わりとして利用されます。そのため、耐久性があり、何度も繰り返し使用できる素材で作られています。

折りたたみやすさや、軽量であるのも重要な特徴で、ユーザーが常に持ち歩きやすくなっています。

また、水に強い素材で作られている場合もあり、雨の日の買い物にも適しています。さらに、内部には小物を収納するためのポケットがついているものもあり、機能性を高めています。

マイバッグの特徴

マイバッグはその環境に優しい性質から注目を集めています。使い捨てのプラスチックバッグを減らすことで、環境汚染の削減に貢献します。

多様なデザインや色、素材があり、ファッションの一部としても楽しめます。個人の趣味やスタイルを反映させたカスタマイズが可能であり、実用性だけでなく、エコ意識と個性を同時に表現するアイテムとして人気です。

また、ギフトやプロモーション用のアイテムとしても選ばれ、メッセージやロゴを入れることができるため、企業やイベントでの配布物としても利用されています。

Bagにリメイクするときの問題点

でも何に気をつければいいんだろう?

みわ
みわ

ワンピースをマイバッグにリメイクするためにはいくつか生じる問題点を考慮して作成していかなければなりません。この問題点に対してそれぞれ解決策についてあわせて考えてみます。

生地の耐久性に関する問題点と解決策

ワンピースの生地が薄くてデリケートな場合、頻繁に使用するマイバッグとしては耐久性が不足してしまう可能性があります。買い物などで重い物を運ぶ際に破れやすいが問題です。

解決策

薄手でデリケートな生地を補強するために、裏地や別の厚手の生地を追加します。この方法でバッグの耐久性を高め、重い物を運ぶ際の破れを防ぎます。

バッグの主要部分を二重にして生地の強度を増します。特に底面と側面は、負担がかかりやすいため、この方法が有効です。

生地の端を折り返して縫うか、テープやリボンでエッジを補強して、摩耗による破れを防ぎます。

サイズと形状に関する問題点と解決策

ワンピースからマイバッグを作る場合、元の衣服の形状やサイズによっては、理想のバッグのサイズや形にするのが難しい場合があります。特に大きなトートバッグを作りたい場合、生地が足りない場合があります。

解決策

生地が足りない場合は、同じか似た素材の布を追加してバッグのサイズを増やします。これにより、大きなトートバッグにすることも可能です。

生地が限られている場合は、折りたたみ式のデザインを採用して、利用可能な生地で最大限の要領を確保します。

ワンピースだけでなく、他の衣服や生地をくみあわせて使用することで、デザインのバリエーションとサイズの調整が可能になります。

デザインの限界に関する解決策

ワンピースのデザインや柄が、マイバッグにしたときに期待した見た目と異なる場合があります。また、特定のデザインや色の組み合わせがバッグとしては不適切に見える可能性もあります。

解決策

バッグの見た目を向上させるために、リボン、レース、ボタンなどの装飾品をアクセントとして追加します。これにより、元のワンピースのデザインを活かしつつ、新しい魅力を加えます。

デザインや色が問題の場合は、プリントや染色を施して、バッグの外観を一新します。これにより、より広いデザインの選択肢が得られます。

異なる生地やデザインのパッチワークを利用して、ユニークなバッグを作ります。これにより、デザインの限界を超えた個性的なアイテムを作成できます。

補強の必要性に関する解決策

バッグとしての機能性を高めるためには、追加の補強が必要になる場合もあります。これには、追加の生地や補強材料を用意する必要があるため、想定外の手間やコストがかかる場合があります。

解決策

耐久性を高めるために、インターフェイスを追加します。これにより、生地がしっかりとし、形を保ちやすくなります。

底板として段ボールやプラスチックのカットを使用したり、金属やプラスチックの補強材をサイドに縫い込んで、バッグの構造を強化します。

外側と内側に異なる生地を使用し、中間に補強材を挟んで、バッグ全体の耐久性を向上させます。

技術的な困難に関する問題点と解決作

洋服のリメイクには、一定の裁縫技術が必要です。特に、生地をカットして縫い合わせる工程では、正確な計測と縫製技術が求められます。裁縫が得意でない人にとっては、仕上がりに満足できない可能性があります。

解決策

初心者でも扱いやすい、シンプルなデザインを選ぶことで、裁縫の難易度を下げます。

地元のコミュニティセンターやオンラインで提供される再訪クラスに参加して、基本的な技術を学びます。

裁縫になれている友人や家族にアドバイスや実際の手伝いを求めることでプロジェクトの成功率を高めます。

アクセサリーの欠如に関する問題点と解決策

マイバッグとしての機能性を高めるためには、内ポケットやファスナーなどの付属品が必要になることがあります。しかし、これらの生地を新たに用意する必要もあり、リメイクの手間とコストが増えます。

解決策

古いバッグや衣服からポケットやファスナーを取り外し、新しいマイバッグに再利用します

簡単な素材から自分でポケットやファスナーをつけることで、コストを抑えつつ必要な機能を追加します。

必要なアクセサリーを手芸店やDIYセンターなどで購入し、バッグに取り付けることで、機能性とデザインを向上させます。

時間と労力に関する問題点と解決策

洋服リメイクは時間と労力を必要とします。簡単に見えても、予想以上に時間がかかることがあり、その過程でモチベーションを失うこともあり得ます。

解決策

洋服リメイクはじめから大きな難しいものでなく、トートバッグなど比較的シンプルな形の作りやすいものから初めていくことをおすすめします。

次に裏地をつけてみるとかファスナーを付けるなど小さなステップに分けて、一つずつ完了させることで、達成感を感じやすくし、モチベーションを維持します。

リメイクには必ずといっていいほど洋服をほどくのにも時間がかかります。洋服からのリメイクにかかる時間を見積もり、実行計画を立てます。これにより、時間を有効に利用し、ストレスを減らすことができます

何事も計画、実行することが大事ですね!

さぶりん
さぶりん

リメイクは一人でミシンと向き合って作業するものですが、友人とグループになって一緒に作業するなど、リメイクを楽しむ方法を見つけることで、リメイクを含めた洋裁全体をより楽しいものに変えることができます。

ワンピースからマイバッグを作る方法

ここで実際にワンピースから作ったマイバッグが作る過程で少し違うものになった話をしていきましょう

このワンピースもう着ないからマイバッグがつくれないかなぁ?

みわ
みわ

マイバッグを作る大きさは十分にあるけれど、素材が薄いからマイバッグにしてもすぐに破けちゃいそうよね?

さぶりん
さぶりん

このワンピースの場合はとても薄い素材なので単独でマイバッグにするには耐久性に問題があり、作成しても1回使えばすぐに破れてしまう点が課題となります。

そこでワンピースの中に裏地をつけてその裏地を強度なナイロンを使用し、裏地で表地を補強して作ることにしました。

まずは緑色のサンプルに合わせてナイロン生地からマイバッグの型を作ります。

これは以前水に強いエプロンを作成して、出番のないままタンスにしまっておいた未使用の真新しいエプロンです。

これにサンプルで預かった緑色のマイバッグを重ねて裁断していきます。

まずはワンピースの中にいれるマイバッグを作るところから始めました。

前述を見てわかるように、このワンピースは透ける素材ではマイバッグとして独立して使うことが出来ません。

エプロンにはすでにポケットがついているので、ポケットはそのままマイバッグの内ポケットとして使います。

裁断したエプロン生地は、表のワンピースバッグの裏地として使用するため、バッグの内側として作成を進めます。

ここまで作業したときに、一つの問題点が見えてきました。

このワンピースは非常に生地が薄いのです。

  • 生地が弱い
  • 生地が薄い
  • 耐久性がないし、何度も繰り返し使用できない素材である
  • 折りたたみやすさや、軽量である
  • 水に弱い素材である

裏地に裁断した布を入れると、中の生地が表に見えてきてアンバランスになり、せっかくのワンピースのドレープイメージが台無しです。

このフリルのドレープが生きるのはやはりはじめについていたワンピースの裏地しかありません。

そもそも裏地をナイロン生地で作るんだったら、どうすればいいのか?

ワンピースの裏地をそのまま使ってしまえばいいのではないか

ここで考えたののが、ワンピースを単独でマイバッグにするのではなく、マイバッグをボディに見たてたマイバッグの服をつくるという新たな発想です。

マイバッグは使ううちに濡れたり汚れたり消耗が激しいものです。だから、そのバッグごとワンピースバッグでくるんでしまうのです

ワンピースのドレッシーな部分を残して裏地を綴るとマイバッグをくるむもう一つのバッグの完成です。

今回はワンピースの形を崩さず、マイバッグの取っ手部分に包むようにマジックテープをつけます。

これで買い物で荷物が増えても、マジックテープの厚みで手に負担がかかりません。バッグが二重になったからといっても元々軽い素材なので負担にはなりません。肩にかけても問題ないでしょう。

このバッグの特徴を上げるとすると

  • 2つのバッグがそれぞれ単独であること
  • 2つとも軽いので負担にはならないこと
  • 中のバッグは汚れたら他のものに取り替えができるということ
  • 外のバッグはもともとワンピースで着ていた服なので買い物袋としてはかなりグレードの高い高級志向のバッグになっていること
  • リメイク服なので環境にも優しいこと

このようなイメージで使える幅が広がり、使う楽しさが生まれます。

もうひとつのアイディア

また、商品を詰める際にバッグが二重になっていると袋がバラバラでは入れにくいものです。1つ目のバッグと重ねたバッグの間に小さな商品は落ちてしまうおそれがあります。

そこで、ワンピースバッグの両端にクリップをつけてみることにしました。

市販のネームクリップでも良かったのですが、ネームクリップは接続部分が弱く、ネームを付ける分には問題ないのですが、『食品や日用品をいれるバッグには挟むバネの強さと、袋を挟む強さを求めたときにもっと強さがあるもの』と考えると『クリップ』が最適と思ったのです。

実際に付けてみると緑色のバッグにピンク色のクリップは目立ちますが、その目立つことこそ、バッグをつなぎ合わせるときの目印として見つけやすく、機能性を兼ね備えた道具として役にたったのです。

縫いながら様々な問題点が出てきて考え迷うことは多いのですが、その迷いの中からまた新しい発想が生まれてくるのです。

これらの問題点に対して、事前の計画をしっかりと立て、必要な材料や道具を準備し、基本的な裁縫技術を使うことで、リメイクを完成させることができます。また、挑戦する過程を楽しむこともできます。

軽くて薄くて、バッグを2つもっていると思えないほど軽量で、しかも中に缶詰やネギが入っていても外見は高級ホテルの中をそのまま歩いても何も違和感のないおしゃれなバッグです

マイバッグに限らず、ホテルのランチやおしゃれなディナーの席にお土産を持参するときにもワンランクアップするバッグになります。

ワンピースの素材やデザインに応じて、リメイクがスムーズに行えたり、壁にぶつかって解決策が見つからずなかなか先へ進めないときもあるかもしれません。

最も大切なことは、自分のアイデアを形にする楽しさを味わうことです。

何か新しいことに挑戦する際は、失敗を恐れずに、試行錯誤の過程を楽しんでくださいね♬

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ABOUT ME
さぶりん
さぶりん
生涯学習インストラクター(洋裁)
1967年霧島市生まれ。自営店を手伝いながら学生時代を過ごす。文化服装専門学校卒業後就職後独立。一時期洋裁業がいやになり離れる。現在は料理・洋裁・DIY・ブログ執筆、ボランティア活動など幅広く活動中。2022年10月よりブログを開始。趣味はテニス
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